今週の相場(2022/10/3~10/7)の振り返りと来週からの戦略

当記事は、先週の相場を振り返りと来週の投資戦略について記載しています。

 ※当記事は、しがない兼業の個人投資家が個人的な見解を述べており、あくまでも個人の投資日記と捉えてください。したがって、その内容の正確性などについての責任は一切負わないものとします。また、読者が当記事において負った損失等についても、当方は一切の責任を負いません。

 ※投資は自己責任でお願いいたします。

先週(10/3~10/7)の相場の流れ

日経225

 日経225は先週30日の終値25,937.21円から7日の終値27,116.11円と+1,178.9円の上昇となりました。

 出来高は先週30日の週では738,025に対して、今週7日の週では626,822と-111,203の減少となりました。

バンガード・S&P500ETF(VOO)

 VOOは30日の終値328.2300ドルから7日の終値333.3700ドルと+5.14ドルの上昇となりました。

 出来高は30日の週では34,830,399に対して、今週7日の週では24,628,199と-10,202,200の減少となりました。

 

来週の経済指数等について

・10月10日(月曜日)日米休場となります。

・10月12日(水曜日)27:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表。

・10月13日(木曜日)21:30 米消費者物価指数の発表。

・10月14日(木曜日)21:30 米小売売上高(前月比)の発表。。

 を控えています。

米国10年利回り

 米国10年利回りは30日が3.829から7日が3.888と0.059上昇しています。

先週の相場の振り返りと考察

 先週は特に大きなイベントありませんでしたが、3日(月曜日)日本株の前場の下がり方は凄まじいものでした。「これはもっと下に抜けるかもしれない。。」と思われるくらいの下落と思いました(米10年利回りも3日には大きく下落)が、その後、前場の終わりにかけて株価は大きく回復し、その後2、3日かけて株価が大きく上昇しました。

 筆者としては、チャート形状的に一旦反発するラインかと考えていたので、予想が当たったことは嬉しかったですが、チャート形状以外に上昇するイベントなどはなかったため、株価は頭打ちとなり、7日(金曜日)の米国株では、米非農業部門雇用者数が伸び、失業率も低下していることから、さらなる金融引き締めを示唆して、株価が大きく下落したものだと考えています。

来週(10/11~10/14)の戦略

 【日経平均】チャート形状的には、27,399円近辺で天井をつけ、下落しそうな形状を作っています。

 【VOO】チャート形状的には、前回の下値320ドル当たりで、一旦下げ止まるかどうかが注目されるポイントになるかと思われます。さらに下落するとなると、300ドル近辺まで下がる可能性があると思われます。

 

 【米10年利回り】チャート形状的には、前回4.0%近辺で天井つけていることから、4.0%あたりが意識されそうな形状を示しています。

【戦略】来週は、指数の発表などの結果により株価が動くことが予想されます。特に、インフレの抑制については、7日(金曜日)の米非農業部門雇用者数、失業率の結果からも”まだまだ”かなと思われます。

 米10年利回りも、4.0%に向かって上昇していますので、金利の上昇がさらなる株価下落の引き金になる可能性も高まっていると思われます。

 日本株は、今後も米国株の動きをにらんだ展開となりそうなのです。特に、火曜日の相場では、7日(金曜日)に米国株が大きく下落していることから、下落は覚悟する必要があると思われます。

 そのため、このまま日経平均が前回の安値25,600円付近まで下落した場合は、前回ビビってしまって買い向かうことのできなかった銘柄などを拾っていく戦略がいいのかと思われます。

 

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