当記事は、先週の相場を振り返りと来週の投資戦略について記載しています。
※当記事は、しがない兼業の個人投資家が個人的な見解を述べており、あくまでも個人の投資日記と捉えてください。したがって、その内容の正確性などについての責任は一切負わないものとします。また、読者が当記事において負った損失等についても、当方は一切の責任を負いません。
※投資は自己責任でお願いいたします。
先週(7/11~7/15)の相場の流れ
日経225
日経225は先週8日の終値26,517.19円から15日の終値26,788.47円と+271.28円の上昇となりました。
出来高は先週8日の週では642,566に対して、今週15日の週では531,540と-111,026の減少となりました。
先週の相場に対する感想
先週水曜日の消費者物価指数の発表が悪かったことから、価格が大きく下落するかと思われたが、下がったのは消費者物価指数の発表前までで、発表後は価格を戻すかのような動きとなりました。
バンガード・S&P500ETF(VOO)
VOOは8日の終値357.1300ドルから15日の終値353.8900ドルと-3.24ドルの下落となりました。
出来高は8日の週では20,147,579に対して、今週15日の週では22,300,940と+2,153,361の上昇となりました。
先週の相場に対する感想
先週水曜日の消費者物価指数の発表が悪かったことから、価格が大きく下落するかと思われたが、大きく下落するよりかは、少しづつ下落する形をとっている。
金曜日の動きでは、FOMCの政策金利予想で1%もあるのでは?と警戒感も出始めていたのですが、要人発言において、0.75%で進めるのが妥当との意見が出たことから、価格が大きく反発しています。
先週の相場の振り返りと考察
先週の相場の動きは、消費者物価指数の発表によって、結果が良くても、悪くてもどちらにしても、次の米政策金利発表までの間は、将来の不透明感が増すため、価格を大きく落とすものと、筆者は考えていました。
結果は、予想と反して、価格はやや下げ。日本株に至っては、少し上昇する展開とりました。
また、VOOに至っては、金曜日の反発がW形状を作っており、チャート形状としては強そうな形を形成しています。
来週の経済指数等について
・7月18日(月曜日)日本株は休場となります。
・7月19日(火曜日)18:00にユーロ消費者物価指数の発表。(予想8.6%)
・7月21日(木曜日)日銀の政策金利発表。(予想-0.1%)
を控えています。
米国10年利回り
米国10年利回りは8日が3.08から15日が2.928と-0.152下落しています。
来週(7/18~7/22)の戦略
米政策金利予想として、1%ではなく0.75%で進めることが濃厚との予想から、価格が上がる場面となっていた流れを引き継いで、上昇、もしくはじりじりとした動きを示すような展開となりそうです。
ただし、インフレの抑制が最優先されることから、”やっぱり1%での政策が濃厚!”と発言が一変する可能性もはらんでいるとも思うので、大きく買い出動することは避けたほうが無難かと思います。