当記事は、今週の相場を振り返りと来週の投資戦略について記載しています。
※当記事は、しがない兼業の個人投資家が個人的な見解を述べており、あくまでも個人の投資日記と捉えてください。したがって、その内容の正確性などについての責任は一切負わないものとします。また、読者が当記事において負った損失等についても、当方は一切の責任を負いません。
※投資は自己責任でお願いいたします。
今週(6/27~7/1)の相場の流れ
日経225
日経225は先週24日の終値26,491.97円から1日の終値25,935.62円と-556.35円の下落となりました。
出来高は先週24日の週では588,810に対して、今週17日の週では686,641と97,831の増加となりました。
今週の相場に対する感想
先週までの相場では、パウエル議長の発言後、大きく下げたことからの安値感からか、様子見をしつつも、少し上昇する展開となっていたため、そのまま上昇するかと思われましたが、先週水曜日に消費者信頼感指数の発表があり、景気後退懸念を示唆して、米国株が下落に転じたことをきっかけに、日本株も大きく価格を落とす展開となりました。
バンガード・S&P500ETF(VOO)
VOOは24日の終値360.0200ドルから1日の終値350.4200ドルと9.6ドルの下落となりました。
出来高は24日の週では22,649,596に対して、今週1日の週では31,817,640と+9,168,044の上昇となりました。
今週の相場に対する感想
先週までは、パウエル議長の発言に向けて、警戒した動きを見せていましたが、パウエル議長の発言が大きく変わらなかったことから、一旦警戒心がとけ、買いが入ったものと思われます。
今週の相場は、水曜日の消費者信頼感指数の発表を受けてから、価格が下落する動きとなっていました。金曜日は少し買戻しが入っています。
今週の相場の振り返りと考察
今週の相場は、特に大きな経済イベントがなかったため、そのまま上昇していく流れを引き継いでいくと思われていましたが、水曜日の消費者信頼感指数の発表から、景気後退懸念を示唆して、米国株が下落する展開となりました。
日本株も米国株の下落とともに、下落する展開となりました。
ただ、金曜日には少し反発するかのような動きも見て取れます。
来週の経済指数等について
・7月6日(水曜日)23:00に米非製造業景況指数の発表。(予想51.6)
・7月6日(水曜日)27:00にFOMC議事要旨の発表。
・7月7日(木曜日)21:15に米6月ADP雇用統計(前月比)の発表。(予想20万人)
・7月8日(金曜日)21:30に米非農業部門雇用者数変化(前月比)の発表。(予想24万人)
を控えています。
米国10年利回り
米国10年利回りは24日が3.138から1日が2.889と0.249下落しています。
来週(7/4~7/8)の戦略
相場は今後の景気後退を懸念した動きとなっており、月曜日、火曜日は大きな経済指数の発表がないことから、一旦反発する動きを見せるような動きになるかと思われるが、経済指数の発表から、さらに景気後退を懸念するような流れになると、一段と下落し、前回の安値付近まで下がる可能性も考えておいたほうが良いと思われる。
ただし、この景気後退懸念に伴う価格の下落と、インフレ率の上昇に伴う金利政策発表による下落は別物のように思われるので、最悪のパターンは、景気後退懸念で下げ、インフレ率発表後に下げ、政策金利の発表後に下げ、が最悪のパターンかと思われる。