当記事は、今週の相場を振り返りと来週の投資戦略について記載しています。
※当記事は、しがない兼業の個人投資家が個人的な見解を述べており、あくまでも個人の投資日記と捉えてください。したがって、その内容の正確性などについての責任は一切負わないものとします。また、読者が当記事において負った損失等についても、当方は一切の責任を負いません。
※投資は自己責任でお願いいたします。
今週(6/20~6/24)の相場の流れ
日経225
日経225は先週17日の終値25,963.00円から24日の終値26,491.97円と+528.97円の上昇となりました。
出来高は先週17日の週では682,918に対して、今週17日の週では588,810と94,108の減少となりました。
今週の相場に対する感想
先週の相場では、FOMC(15日水曜日深夜)の政策金利の発表を目前にして、米国株が下落したことをきっかけに、日本株も価格を落とす動きとなっていました。
FOMC政策金利発表後、今後の見通しが立ったことなどから、一旦反発する場面はありましたが、政策金利が0.75%と今後の景気後退を懸念して一段と下げる展開となっていました。
今週の相場では、木曜日夜にパウエル議長の発言があることから、それを警戒した動きをしつつも、大きく下げたことからの安値感からか、様子見をしつつも、少し上昇する展開となりました。
バンガード・S&P500ETF(VOO)
VOOは17日の終値337.6600ドルから24日の終値360.0200ドルと22.36ドルの上昇となりました。
出来高は7日の週では41,761,412に対して、今週17日の週では22,649,596と-19,111,816の大幅な減少となりました。が、先々週の出来高と同程度で、最近の出来高からしては、大きいといえます。
今週の相場に対する感想
先々週、木曜日、金曜日で大きく下落した流れを引き継いで、先週水曜日のFOMCに向かって大幅に下げ、FOMCの利上げ0.75%の発表後、一旦買戻しが入るも、さらに下落する展開となっていました。先週金曜日の相場では、一旦反発するかのような動きも見られましたが、大きな動きはなかったように感じていました。
今週は、火曜日に少し上げたあと、木曜日のパウエル議長の発言に向けて、警戒した動きを見せていましたが、パウエル議長の発言が大きく変わらなかったことから、金曜日の相場では、一旦警戒心がとけ、買いが入ったものと思われます。
今週の相場の振り返りと考察
先月のFOMCでも、開催前に下落し、FOMC開催後のパウエル議長の発言後いったん反発し、その後、約1週間下落したため、今回も同程度のことが起こる可能性があることを警戒していました。
日経は米国株をにらんだ動きをしており、来週月曜日は米国株が休場のため、月、火と反発する可能性があることを考えていました。結果、月曜日の動きが、始値で上げてから、終値に向かって下げるという、かなり不安定な動きを示していたことから、火曜日もさらに下がるかと予想しましたが、結果は反発。その後、米国株の動きをにらみながら、安値狙いの買いが入り、結果的に日経平均は上昇しました。
VOOは下降トレンドの下値を切り下がるかのような動きを示しており、ここが底だと判断するにはまだ早いのかもしれないと、警戒をしていましたが、火曜日の相場で一旦回復を示し、木曜日のパウエル議長の発言を警戒後、発言が大きく変わらなかったことから、方向性が定まり、金曜日に上昇したものと推測します。
FOMC発表後、1、2日間が安値で買い迎えるタイミングなのかもしれません。
来週の経済指数等について
・6月29日(水曜日)21:30に米四半期国内総生産の発表。(予想-1.5%)
・6月29日(水曜日)22:30にパウエルFRB議長の発言。
を控えています。
米国10年利回り
米国10年利回りは17日が3.231から24日が3.138と0.075下落しています。
来週(6/27~7/1)の戦略
今週の相場の流れから、来週は一旦上昇する相場の流れとなりそうです。
しかしながら、投資資金が債券に流れている動きもみられるので、ここで大きく買い増しをするよりかは、この上昇トレンドに乗っかってなるべく利益を伸ばしていきたいところです。
途中、何かで大きく下げる可能性は少ないと思いますが、前回の安値付近まで急落することがあれば、買い増しする作戦が良しかと思います。