当記事は、今週(2022年6月13日から6月17日まで)の相場を振り返りと
来週(2022年6月20日から6月24日まで)の投資戦略について記載しています。
※投資は自己責任でお願いいたします。
※当記事は、しがない兼業の個人投資家が個人的な見解を述べており、あくまでも個人の投資日記と捉えてください。したがって、その内容の正確性などについての責任は一切負わないものとします。また、読者が当記事において負った損失等についても、当方は一切の責任を負いません。
今週(6/20~6/24)の相場の流れ
日経225
日経225は先週10日の終値27,824.29円から17日の終値25,963.00円と-1,861.29円の下落となりました。
出来高は先週10日の週では620,277に対して、今週17日の週では682,918と+62,641の増加となりました。
今週の相場に対する感想
先週までは、前回の高値28000円を一旦超えてくる場面もあるなど、トレンドラインの上値付近に近いとこに位置していましたが、消費者物価指数の発表前から少し米国株が下げたことをきっかけに、10日(金曜日)に大きく下落し、先週の上昇分をほぼ帳消しにする動きとなっていました。
今週の相場では、FOMC(15日水曜日深夜)の政策金利の発表を目前にして、米国株が下落したことをきっかけに、日本株も価格を落とす動きとなりました。
FOMC政策金利発表後、今後の見通しが立ったことなどから、一旦反発する場面はありましたが、政策金利が0.75%と今後の景気後退を懸念して一段と下げる展開となりました。
バンガード・S&P500ETF(VOO)
VOOは先週10日の終値358.3700ドルから17日の終値337.6600ドルと20.71ドルの下落なりました。
出来高は先週10日の週では19,382,714に対して、今週17日の週では41,761,412と-22,378,698の大幅な増加となりました。
今週の相場に対する感想
先週、木曜日、金曜日で大きく下落した流れを引き継いで、水曜日のFOMCに向かって大幅に下げ、FOMCの利上げ発表0.75%の発表後、一旦買戻しが入るも、さらに下落する展開となりました。金曜日の相場では、一旦反発するかのような動きも見られましたが、大きな動きはなかったように感じました。
今週の相場の振り返りと考察
先月のFOMCでも、開催前に下落し、FOMC開催後のパウエル議長の発言後いったん反発(金曜日だったように記憶している)し、その後、約1週間下落したため、今回も同程度のことが起こる可能性があることは警戒していたほうがいい。
日経は米国株をにらんだ動きをしており、来週月曜日は米国株が休場のため、月、火と反発する可能性が考えられる。しかし、火曜日夜の米国株の動きが下落を示した場合、日経平均は前回の下値の24,800円に向けて一旦下落する可能性があることは注意しておきたいところです。
VOOは下降トレンドの下値を切り下がるかのような動きを示しており、ここが底だと判断するにはまだ早いのかもしれないですが、火曜日夜の相場で一旦回復を示すと、そのまま上昇する動きに変わる可能性もあり、注視する必要があると思います。
来週の経済指数等について
・月曜日は米国株は休場です。
・6月23日(木曜日)23:00にパウエルFRB議長の発言。
・6月24日(金曜日)8:30に日本の消費者物価指数の発表。
・6月24日(金曜日)23:00に米国住宅販売件数の発表。
を控えています。
米国10年利回り
米国10年利回りは先週10日の3.165%から17日が3.231%と0.066%上昇しています。
来週(6/20~6/24)の戦略
来週、月・火で日本株が反発することとなれば、持ち株のポジションを減らすことが吉かと。持合い、下落を示したときは、大きな売買はしないほうが良いと思う。
米国株は、木曜日のパウエル議長の発言に注目が集まると思われるので、火曜日から大きく上昇する可能性は低いのではないかと思われ、パウエル議長の発言後、どっち方向に行くのか流れが決まると思われる。