今週の相場の振り返りと来週からの戦略(2022/5/30~6/3)

今週の相場の振り返り来週からの戦略について 資産運用

 当記事は、今週(2022年5月23日から5月27日まで)の相場を振り返りと

 来週(2022年5月30日から6月3日まで)の投資戦略について記載しています。

 ※投資は自己責任でお願いいたします。

 ※当記事は、しがない兼業の個人投資家が個人的な見解を述べており、あくまでも個人の投資日記と捉えてください。したがって、その内容の正確性などについての責任は一切負わないものとします。また、読者が当記事において負った損失等についても、当方は一切の責任を負いません。

今週(5/23~5/27)の相場の流れ

日経225

 日経225は先週20日の終値26,739.03円から27日の終値26,781.68円となりました。

 出来高は先週20日の週では691,261に対して、今週27日の週では586,095となりました。

今週の相場に対する感想

 先週の終値が、下降トレンドの上値付近に達していたので、今週は一旦下落するかと思われましたが、チャート形状としては、じりじりとした動きを示しています。

バンガード・S&P500ETF(VOO)

 VOOは先週20日の終値358.0200ドルから27日の終値381.8000ドルとなりました。

 出来高は先週20日の週では5,262,491に対して、今週27日の週では3,8996,880となりました。

今週の相場に対する感想

 先週の終値が、下降トレンドの下値付近に達していたので、一旦上昇する展開となりました。チャート形状としては、きれいなW形状を示しています。

振り返りと来週(5/30~6/3)の戦略

 日経は下降トレンドの上値付近にあったことから、一旦下落を示すかと思われましたが、米国株の動きが一旦上昇したことに伴って、あまり下がらなかったのではないかと考えられます。(上げきれなかったとも取れます。)

 出来高は共に減少傾向にあるため、安値付近で買い進みながらも、投資家たちの警戒感は高まっているのではないかと考えています。

 VOOのチャート形状としては、W形状を形成していて、下降トレンドの上値付近に近づいていることから、これから上値を突き抜けて新たなトレンドを形成するか、もしくは、上値付近で一旦下落に転じるのか気になるところです。筆者は金曜日に少し利確して、ポジションを軽くしました。

来週の経済指数等について

・5月30日(月曜日)は米株市場は休場のようです。

・6月3日(金曜日)21:30に「(米) 5月 非農業部門雇用者数変化 [前月比]」、「(米) 5月 失業率」を控えているようです。

来週(5/30~6/3)の戦略

 来週月曜日は、米国株の回復に伴って、日本株は上昇することが予想されますが、投資家たちの警戒心が大きいことや、6月になること、3日には経済指数の発表も控えているので、悪材料による下げには注意したいところです。

 筆者の場合、ポジションは低いままなので、相場が上昇した場合は様子見。大きく下落した場合には、買い向かいたいですが、一旦底打ちがみられるまでは様子見が吉。といった形となると思います。

 相場全体としては、下落トレンドといったところですが、どこかのタイミングで底打ちした場合、年末にかけて価格が一旦上昇するともいわれていますから、購入するタイミングはしっかりと考えていかなければなりません。

雑談

 先日、久しぶりに会った投資仲間が今かなりの含み損を抱えていると話していました。

 彼は、なかなかプライドが高い性格で、ポジショントークではいつも利益を上げた話をされており、今まで一度も損を確定させた話を聞いたことがありません。

 お互い現物取引でやっているので、いつか値が買値以上になると考えていれば、大きく含み損を抱えていても、問題ないと思いますが、損益を確定させたくない感情が先に出て、損切できない場合はかなり厳しいのではないかと。

 一方筆者は、4月に長期投資目的以外のほとんどの銘柄を利確・損切し、現金保有率を高めたので、今は買い時のタイミングを見計らないながら、ちまちまと球を打って打って回収し、球を打って打って回収しと、少ない資金でちまちまと利益を上げている状態です。

 なれないうちは損切することに抵抗があると思いますが、筆者は必要経費と考えれるようになりました。

 投資に正解はないので、一概にこれが正解という方法はないとは思いますが、今の相場の流れでは大分気持ちの持ちようが違うことを感じました。

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