・本を読んだほうが良いと聞くけど何から読んだらいいんだろう。
・途中で飽きてしまって最後まで読めたことがない。
・読んでるときは面白いと思っても、後で内容をほとんど忘れてしまっている。
あなたは「本を読む」ことに苦手意識を持っていませんか。
友達や家族から勧められた本を最後まで読むことができなかったり、読むことはできても後から思い出してみたときに内容が頭に入っていなかったり、そんな経験をしたことはないでしょうか。
この記事は、そのような悩みを抱えた方のために書きました。
※この記事は、自己啓発本や実用書を読むための記事で、小説などのストーリー性のあるものを読むための記事ではありません。
本が読めないのはあなたのせいじゃない
おそらくこの記事を読んでくれている読者の方は、
”本を読むことが苦手で悩んでいる”
”途中で眠たくなって最後まで読むことができない”
”一生懸命読んでも内容が頭に入らない”
といった経験から苦手な読書を克服したいと思っている方だと思います。
安心してください。
あなたが今まで本を読むことができなかったのは、あなたが悪いからじゃありません。
あなたが”本の読み方を知らない”からです。
あなたは真面目すぎないか
あなたが本を読むことが苦手なのは、”あなたが真面目すぎるから”かもしれません。
あなたは”本を読む”ことについて
・最初から順番に読まなければならない。
・一言一句理解しなければならない。
・速く正確に読まなければならない。
と、思っていないでしょうか。
これらはすべて、読書をすることを難しくする要因です。
読書に慣れていないうちから、完璧を目指すことをまずやめましょう。
”本の読み方”とは
読書は事前準備が必要!?
ここで、「え?事前準備ってなんやねんっ!」
と思われたかもしれません。
筆者も最初はそう思いました。(笑)
そう思わなくとも、事前準備とは「静かなところで読む」とか、「十分な時間を確保して読む」とか
こんなことをイメージしたのではないでしょうか。
【事前準備】読書の目的を明確にすること
本を読む前に必要な事前準備とは、
「この本を読んで何が知りたいのか」
という読書の目的を明確にすることです。
例えば、瘦せたいならなら、瘦せるための方法が書いてある本を選びますし、
これから投資をはじめるのら、投資のはじめかたがわかる本を選びます。
このように、”本を読むことで何かを得たり学んだりして、今後に役立てたい”という目的があるから本を読むのだと思います。
そのため、本を読むことが苦手だと思っている人は、まず”本を読む目的”を明確にしてから本を読みはじめましょう。
明確な目的を持たずに、”なんとくなく”手に取った本を読もうとした経験があるのではないでしょうか。
最初から順番に読む必要はない!?
”本を読む目的”を明確にした後に、大切なこと。
それは、”最初から順番に読む必要はない”ということです。
「えっ?そうなの?」と真面目な人ほどそう思うと思いますが、考えてみてください。
あなたが本を読む目的はなんですか。
先ほど、瘦せたいならなら、瘦せるための方法が書いてある本、これから投資をはじめるのら、投資のはじめかたがわかる本、を選びましたよね。
あとは、その本の中からあなたが知りたいと思う具体的な方法が書いてあるところを目次から探して読めばいいのです。
瘦せるために効果的な運動方法を知りたいひとは、目次から瘦せるための方法が書いてあるところを探して読む。
これから投資をするために、株かFXで迷っているのなら、それぞれのメリット・デメリットが書いてあるところを探してから読む。
といったように、目次から推測して必要なところから読むことで、当初の”本を読む目的”を達成することができれば、それでOKですよね。
すべてを熟読しなくて良い!?
せっかく買ったのに全部読まなかったらもったいないじゃん。
そう思われるかもしれませんが、まずは本を読む目的を達成することで、本を読む苦手意識を克服していきましょう。
本を読む目的を達成した上で、次に気になるところがあれば順に読んでいく。
気になるところから読むことで、理解が深まり、読書が楽しくなる。
読書が楽しくなれば苦手意識は解消できます。
なので、”最初からすべての内容を熟読しなければならない”と思わないことも、大切なことです。
速く読む必要はない!?
・速読ってかっこいいよな。
・時間短縮のために速読をマスターしたい。
このように思われるかもしれませんが、本を速く読めることと、得た知識をアウトプットすることは全く別のことです。
もう一度、思い出してみましょう。
あなたが”本を読む目的”は何なのか。
”本を読むことで何かを得たり学んだりして、今後に役立てたい”という目的があるから本を読むのでしたよね。
得た知識を自分のものにするために必要なことは、アウトプットです。
自分の言葉で誰かに伝えたり、実行することができたとき”この本を読む価値があった”と評価できるのです。
本はたくさん読んでいるけど、上手く相手に説明ができない人や、知識はあるけど実践できていない人など、あなたの周りにもいるのではないでしょうか。
まとめ
読書が苦手なのは、あなたのせいではない。”本の読み方”を知らなかっただけ。
まずは”本を読む目的”を明確にして、必要なところから読んでみよう。
本から得た知識は、きちんとアウトプットすることで、自分のものにしよう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
少しでも読者の方のお役に立てたなら幸いです。
今回の記事が面白いと思ってくれた方、もっと深く知りたい方には、本書がオススメです。
本書では、本の具体的な読み方に加えて、効果的なアウトプットの仕方についても記載されています。中でも、説得力のある説明の仕方についての内容は、まさに”読書が武器になる方法”が記載されていました。
この本を読むことで、読書についての考え方や姿勢、なぜ読書が良いといわれるのか。その理由がわかると思います。
この本に興味のある方は、一読してみることをおすすめします。
電子書籍版、audibule版はこちら
ながら読書にaudibleはおすすめ
筆者は、通勤時間にaudibleで聞きながら学習しました。
この「audible」は、ランニングや料理など簡単な作業をしながら学習できるので、忙しいひとにおすすめです。
読書しようと思うけどなかなか時間が取れない人。
読書をはじめたけど、すぐに眠たくなってしまう人。
隙間時間に学習したい人。などに、おすすめです。