【効率よくやせる】脂肪燃焼のメカニズムとは

脂肪燃焼のメカニズムとは スキルアップ・健康管理
ボブ
ボブ

・ダイエットに運動は必要?食事制限だけではだめ?
・リバウンドたくない。
・そもそも脂肪はどうやってなくなるの?

はじめに

 バナナダイエット。リンゴダイエット。こんにゃくダイエット。座るだけダイエット。寝ながらダイエット。飲むだけで体脂肪ドバドバ。などなど。

 ダイエットについては、雑誌や広告、ネット上などで多くの情報があふれています。

 効率よく痩せるために何をすればいいのか。何を食べて何を食べなかったらいいのか。○○だけダイエットは良いのか悪いのか。

 など、ダイエットついて様々な疑問があると思います。

 ここに訪れてくれた読者の皆様は、「そもそも脂肪ってどうやったらなくなるの?」と脂肪を燃焼するためのメカニズムを知るためにやってきてくれたのだと思います。

 脂肪燃焼のメカニズムを理解して、これまでのダイエットに対する考え方を変えていきましょう。

 では、「脂肪燃焼のメカニズム」について解説します。

そもそも脂肪はどうやってつくられるのか

 食べ過ぎると脂肪がつく。米などの炭水化物はとらないほうがいい。消費エネルギーより摂取エネルギーが多ければ太る。など言われていますが、そもそも脂肪はどうやってつくられるのか?

 キーワードは血糖値を一定に保つです。

 人は生きるために食事をとりますが、食事によって血糖値が上がります。

 その時体の中では、上がった血糖値を下げようとする働きが生じます。

 この血糖値を下げる働きのあるホルモンを「インスリン」といいます。

 インスリンは、食事で摂取したブドウ糖を、筋肉や内臓などの活動エネルギーするために働くことで、血糖値を一定に保とうと働いてくれています。

 ただし、食事を過剰摂取したことでブドウ糖が余った場合、脂肪として体の中に保存するよう働きます。(血糖値を一定に保つため)

 これが脂肪が作られるメカニズムです。

 そのため、インスリンは「脂肪製造のホルモン」と言われています。

インスリンはダイエットの敵?~糖尿病との関係~

 

ボブ
ボブ

オッケーわかった。つまり、インスリンがなくなればいいってわけね。

 そう思ってしまうのも仕方がありませんが、そんなことはありません。

 インスリンが正常に働かない場合、血糖値は高い状態となります。

 血糖値が高い状態が続くと、体内の水分で糖を体外へ排出しようとするため、体内の水分量が減ります。体内の水分量が減ったことで血液濃度が濃くなり、動脈硬化などの原因になったりもします。

 このようなインスリンの活動不良による慢性的な高血糖状態の病気を「糖尿病」といいます。

 つまり、インスリンは体内に必要なもので、正常に働いてもらう必要があるのです。

脂肪燃焼のメカニズム

ボブ
ボブ

インスリンが働いている以上、どうやって脂肪を燃焼させるんだよ。

 先ほど、人間の体は血糖値を一定に保つ必要があるといいましたが、そこがカギになります。

 インスリンは、血糖値を一定に保つため、血糖値が上がった場合、血糖値を下げるために働くことは説明しました。

 ですがもう一つ、血糖値が下がった場合、それを上げるために働くホルモンがあるのです。

 そのホルモンのことを、「グルカゴン」といいます。

 グルカゴンは下がった血糖値を上げるため、体内の脂肪からブドウ糖を取り出し、活動エネルギーに変える働きがあります。

 そのためグルカゴンは「やせホルモン」とも言われています。

運動が必要なわけ

ボブ
ボブ

グルカゴンすげーな。

で、血糖値を下げるためにはどうすればいいんだ?

 ズバリ運動です。

 運動をすることによって、筋肉がエネルギーとして糖質を必要としますので、血糖値が下がり始めます。血糖値が下がるとグルカゴンが働き、脂肪からエネルギーとしてブドウ糖を生成させようとするために、脂肪が分解されます。

 そもそも人間は生きている以上、エネルギーを必要としますから、空腹時や就寝時などの血糖値が下がる際にも、エネルギーは消費しています。そのため、過剰にカロリーを摂取していなければ運動しなくてもやせることは可能です。

 ですが、運動をすることで活動量や筋肉量が増えることは、それだけでエネルギーを消費する量が増えることになるため、脂肪を燃焼させるためには運動はしたほうが良いということになります。

 つまり、有酸素運動や筋トレなどはやる意味があるということです。

まとめ

・脂肪の製造と燃焼には、どちらも血糖値を一定に保つためのホルモンが深くかかわっている。

・上がった血糖値を下げるために働くホルモンを「インスリン」といい、余ったブドウ糖を脂肪として保存する役割がある。

・下がった血糖値を上げるために働くホルモンを「グルカゴン」といい、脂肪からブドウ糖を取り出し活動エネルギーとして消費する役割がある。

・運動は脂肪燃焼には効果的である。

最後に

 いかがでしたでしょうか。

 今回、血糖コントロールとホルモンの関係が脂肪の生成と燃焼に深く関わっていることをご理解いただけたのではないかと思います。

 世の中には、様々なダイエットの情報があふれていますが、まずは基本的な脂肪燃焼のメカニズムを理解し、今後どのようなダイエットを行っていくのか考えていただければと思います。

 これからも、読者の皆様のお役に立つための情報を配信していきますのでよろしくお願いします。

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