レールを外れて生きていけるだろうか。
財布もスマホも持たずに生きていけるだろうか。
さぼる才能はあるだろうか。
はじめに
今回はひろゆきこと、西村博之さんの『1%の努力』(2020年)、ダイヤモンド社。
をaudibleで聞いてみたので感想をまとめます。
この本はこんな人におすすめ。
毎日必死に頑張っているけど結果が出ない人
努力すればなんでも解決できと思っている人
仕事や学業に消耗してしまい、人生につかれてしまっている人
この本では、ひろゆきさんの視点で今の時代を賢く生きていくための考え方が、ひろゆきさんの経験をもとに語られています。この本を読んで、自分の生き方や立ち回り方について考えされる内容であったと感じています。
結論
努力だけでは幸せになれない。
最小の努力で幸せになるために、人生の選択肢をどのような目線で選択するのか。
自分のタイプを見極め、最善の選択をするよう努力することで、幸せな人生を送ろう。
この本の良かったと思うところ3選
努力した量=成果?
努力した結果、スポーツ選手やアイドルになる。
本当にそうでしょうか。
体格や容姿に恵まれていたり、十分な教育を受けられる家庭に生まれたりなど、遺伝子や生まれた環境がもともと良かった人が、努力した結果、成功をつかみとっていないでしょうか。
逆に、遺伝子や環境を抜きにして”100%の努力”で成功することはできるのでしょうか。
筆者は、無理だと思います。世の中にはこのようなサクセスストーリー的なことが取り上げられることが多くありますが、実際は努力以外の部分も大きく影響していたりします。
努力は大事だけど、努力だけではどうにもならないこともある。
まずはそのことを受け入れる必要があると思いました。
あなたはどうなったら”やばい”?
遅刻したらやばいのか。
上司に怒られたらやばいのか。
自分にとっての”やばい”は何でしょう。
筆者は、仕事のトラブルなど、職場の上司に怒られたりした場合などはやばいと感じるのではないかと思いました。職を失ったり、お金を失ったり。考えただけでも、「あーやばいな。」と思ってしまいますが、本当にやばいのでしょうか。
例えば、周りから秀才と言われている人がいて、東大に落ちたことで「もう人生おわり、やばい」と言っている人がいたら、「どこがやばいの?」と思うのではないでしょうか。
人それぞれ”やばい”と思う基準が違うことを理解することが大切です。
いっそのこと、「生きているから幸せ」っと思えることができれば、やばいと思うことはほとんどなくなるのではないでしょうか。
”やばい”のハードルを知らず知らずのうちに上げていないか。今一度確認してみましょう。
全力で片手を空けておこう
人生のチャンスは突然やってきます。そのチャンスをあなたはつかむことができるでしょうか。
毎日が忙しいあまり、目の前に現れたチャンスに気が付いてすらいないだろうか。
いつでもチャンスをつかめるように全力で片手を空けておきましょう。
ひろゆきさんの余生みたいな生活スタイルには「いいなぁ」と憧れてしまいますが、ただ憧れるだけではなく、そうなるために少しづつでもいいので準備をしたり、考え方を変えたり、行動を変えること。
そのように工夫することで、チャンスをつかむことはできないだろうか。
何も考えずに毎日を忙しく過ごすだけになっていないか。
「自分にとっての人生のチャンスは何だろうか。」と、考える余裕を持つことも大切なのではないかと感じました。
まとめ
努力だけで幸せにはなれない。
幸せになるために自分にできることを見極めよう。
努力以外の方法で、例えば環境や行動、考え方を変えることで幸せになれるよう工夫しよう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
この本は『1%の努力』で生きていくための考え方が7つのパートに分かれて紹介されています。どの項目もひろゆきさん自身の経験や知識をもとに述べられていて「あ~、なるほどね」「確かにそうだよね」と思うようなことが多かったように思います。
”頑張ればなんとかなる”ではなく、”頑張るだけではどうしようもないこともある”
じゃあ、それ以外の方法で何とかできないだろうか。
自分にしかできない『1%の努力』をしてみようではありませんか。
この本に興味のある方は、一度読んでみることをおすすめします。
単行本はこちら
電子書籍版、audibule版はこちら
ながら読書にaudibleはおすすめ
今回紹介した、西村博之さんの『1%の努力』(2020年)、ダイヤモンド社。
筆者は、通勤時間にaudibleで聞きながら学習しました。
この「audible」は、ランニングや料理など簡単な作業をしながら学習できるので、忙しいひとにおすすめです。
読書しようと思うけどなかなか時間が取れない人。
読書をはじめたけど、すぐに眠たくなってしまう人。
隙間時間に学習したい人。などに、おすすめだと思います。